演劇ワークショップから生まれた劇団
「おむすびシアター」
ワークショップをやっていて、演劇のとりこになってしまった!
やらずにはいられない愛らしい人々の集団です。
そのメンバーは実は超忙しい子供を持つママたち。
日常でもこれでもか、っていうほどバタバタしているのに、なお演劇をやろうとしています。
どこにそこまでのパワーがあるのか。
そう、母だからこそ、妻だからこそパワフルなのです。
時間がいっぱいあって、ゆっくりいろんなことを考えられる、という方ももちろんいいですね。
しかし実は時間がない方が、より集中して短い時間によいものを生み出していく。
そういう人々が集まった集団です。
その人たちに今度やっていただくのが
親子音楽劇「ぶす」です。
この音楽劇「ぶす」との出会いは、私がかつていた劇団でした。
その時は私は研究生で、声楽のレッスンの時に練習していました。
ですので、実際にこの芝居をやったわけではありません。
その時は 難しい曲 という印象が強かったです。
その劇団では、幼稚園や保育園など向けに作品も作っていたので、そういう作品のひとつでした。
しかし、狂言の話をもとに作られたこのお芝居の内容、音楽の作り方は
とても印象的だったし
わかりやすい
なにより
おもしろく作られている
劇団をやめた後も、なんとかこの作品を上演できないものかとずっと考えていました。
そう、もう何年も。
なぜこの作品が頭から離れなかったのか。
それはやはり、
「よい作品」
だから。
もちろん、狂言のお話ですから!ね。
今では劇団はなくなってしまったので、お蔵入り状態でした。
この作品をやれるような仲間が見つからず、ああもうだめかな・・・と思っていましたが、
なんと、この「おむすびシアター」の人々と出会うことができたのです。
そしてやっと実現することができそうです。
(休憩時間)
(稽古風景)
子どもや子育て中の親に寄り添うことができる「おむすびシアター」の人々。
(だって自分たちもそうだから。いつもワタワタ子どもたちに振り回されて愛情いっぱいのママたちだから)
この劇団に出会えて、このお芝居ができるのは、本当に大きな喜びです。
そして、この作品を復活させるにあたり、相談にのってくださった劇団の先輩方。
本当にありがとうございました。
まだまだ力不足ですが、良い作品になるように励んでいきます。
狂言「附子」は絵本にもなっているので、知っていうる方もたくさんいらっしゃるかもしれません。
和尚さんとやんちゃな小坊主の愉快なお話です。
幼稚園、保育園、小学校などでも上演いたします。
こちらからお問い合わせください。