「演出家&新しいリーダーのためのワークショップ」
3回のワークショップが終了しました。
濃い、実りあるワークでした。
今回は
「演出家を目指す」
「リーダーシップとは何か」
ということを新しい視点から演劇的に考えてみよう、という主旨でしたが
俳優としてももちろん、日常生活でも
「なるほどー」
と参考になることが山盛りにあり、とても素晴らしい時間でした。
私は東京でもいろんなワークショップにこれまで参加してきましたが
このようなタイプのワークは初めてで、良い企画が出来たことを嬉しく思います。
稽古は船出、演出家は俳優を船に乗せて船出する。
「なぜ演劇なのか」
「個性が輝くとき」
「台本読みの目的」
「どういう時にコメディになるか」
「セリフと感情は常に裏切っている」
「二見(にけん)を超える」
「痛いところは一番最後」
「演劇は公私混同するもの」
「近道で真実が遠ざかる」
いろいろなテーマがありました。
が、ここに挙げたのはほんの一部。
もうテーマはここでは語りつくせないほどてんこ盛りでしたので、
これから少しづつこのブログでご紹介していきたいと思います。
大きく時間を割いたテーマは
喜・怒・哀・楽
人のタイプを大きく4つに分けて、さらにその中で4つの要素の割合を考えて
キャラクターを作っていくという内容です。
自分はどうなのか、から始まり人は自分のことをどう見ているのか、
と普段でも気になるところを話し合っていきました。
今回、こういった座学(理論といってしまうと私はちょっと違和感があるのですが)にも
重点がおかれました。
講師のナガノユキノさん
実践では実際の台本を使ってセリフを読み、それぞれ演出家としてどうアドバイスしていくか
ということも話し合いました。
そして、身体を使って人のマネをして、自分にはない造形を発見していくというワーク。
なんだか、文章にすると難しそう、堅苦しい感じになってしまいますが、
要するに「遊び」です。
この遊び感覚、トライしてみるという勇気、おもしろがるということが次へのステップにつながります。
この3日間、あっという間でしたがこの期間に少しづつ、変化の見られた方もいらっしゃいました。
演劇を目指す人が少しずつ変化していくのはとても時間がかかるものです。
この期間でたとえ少しでも変化の兆しが見られたのはすごいことです。
このような学びの時間をなんとか今後も作っていきたい、
そして、俳優演出家を目指す方に限らず、
普段の生活の中でも豊かに深く過ごしていける、
そんなヒントをもつワークを作っていきたいと思いました。
参加者さんたち
感想の一部をご紹介します。
「やればやるほどもっと知りたいと思った。
演劇やお芝居だけでなく人生に役立つ話がいっぱいでした。」
「ありのままの自分を見つめることから始まり
今の自分を意識化することが大事だとわかりました。」
「演劇だけでなく、普段の生活にも使えそうな心の持ち様などまで、
また、たくさんの気づきと方法を教わることが出来ました。
3回で終わってしまうのが残念です。」
次回のワークショップは10月から始まります。
次回は「朗読公演のためのワークショップ」です。
演劇じゃなくて朗読?!
そうです。
朗読にもいろいろな形があります。
どんなステージになるのか、どのように表現していくのか。
おたのしみに。
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